コロナ禍3年目を迎えましたが、少しずつ人出が戻り始めた今年の大分県内各地の景勝地を季節ごとの美しいドローン映像とともに振り返ります。
2022年の年明け。新型コロナに翻弄され3年目。終息を願いながら、ウィズコロナの新たな一年がスタートしました。
(佐伯市 鶴見埼灯台で)「初日の出も初めて見た。新婚生活も初めてなので初めてのことが楽しくできたら」
感染の第6波が落ち着きをみせた「春」。今年も県内各地で桜が見事に咲き誇りました。
大分市の中心部にある大分城址公園では満開の桜が新生活を祝いました。
(大分市の大分城址公園で)「きょう出生届を出してきたんですよ」「名前がはなちゃんなんですけど」「満開の桜のように笑顔たっぷりな子どもに育ってほしいと思います」
行動制限がない中、迎えた夏。祭りをはじめ多くの恒例イベントが3年ぶりに復活しました。大分川では大分舞鶴高校伝統のドラゴンボートに歓声があがりました。
(生徒)「濡れて結構、きょう熱いので気持ちがいいです」「高校3年間で仲間との最高の思い出ができました。
「秋」、くじゅう連山の大船山の山頂に広がる紅葉のグラデーションが登山客の目を楽しませてくれました。
(登山客)「感激しています。一生に一度見られるかどうかという感じでこんなにきれいなので」
例年より冷え込むのが遅かった今年の冬、それでも12月に入るとくじゅう連山の山頂付近は銀世界に包まれました。
(登山客)「一年中、山に登っていた感じですね。コロナも決して油断しちゃいけないものなので、気を引き締めて今後も生活しなきゃいけないなとは思っています」
取り戻すのに一歩前進した2022年。来年こそは新型コロナが終息し、かつてのような生活を完全に取り戻せるように願うばかりです。