新潟県胎内市の登山道の近くで、きょう午前、行方不明になっていたとみられる男性が発見され、死亡が確認されました。捜索にあたったヘリが近くでクマを発見していて、クマに襲われた可能性もあるということです。

警察によりますと、胎内市の飯豊連峰で、きょう午前、捜索中のヘリコプターが登山道近くで倒れている男性を発見し、救助しました。男性はその場で死亡が確認されました。

男性は山の会のメンバーで、山小屋の状況確認で登山し、行方不明となっていました。捜索していたヘリコプターが近くでクマ1頭を見つけたほか、男性の顔や腕などにクマにひっかかれたような痕があったということです。

警察は男性がクマに襲われた可能性もあるとみて、男性の身元の確認を進めるとともに、死亡した原因を調べています。