若い世代に建設業への関心を深めてもらおうと、高校生が建設現場を体験する学習会が大分市で行われました。
この学習会は高齢化により担い手の確保が課題となっていることから高校生に就職先として考えてもらえるよう、県と県建設業協会が7年前から実施しています。大分工業高校の建築科に通う1年生37人が大分市内で建設されている18階建て高層マンションの現場を見学しました。生徒は枠組み工事や壁の設置から内装工事など完成するまでの工程を興味深そうに学んでいました。
高校生:
「もっと建築について学んで行きたいと思ったし、より興味をもったのでこれからの学習につなげていきたいなと思います」
「作っている過程、骨組みまで見られたのでよい経験になりました。将来の夢は建築士になることです」
生徒は来年、インターンシップも予定していて実践的な経験を積んで建設業への関心を深めるということです。