0.01ミリの世界…海外で表現方法学ぶ
紙切りは、切り絵と異なり、下書きやカッターナイフを使わず、はさみだけで切り抜きます。丸山さんは動物の画像などを参考に作品をイメージし、細部まで表現します。

丸山さん:
「毛並みは流れを大切にし、ほんの0.01ミリの細かい切込みがあるだけでも、実際に手に取ると全然違います。そういった生き物の表情を大切にして作品を出していきたいです」
転機は大学生時代の2020年。新型コロナの感染後、体調が戻らず、小学生から続けていたバドミントンを辞めて紙切り作家の道を歩み始めました。ドイツやイギリスに留学し、海外の表現技法を学んで技術を磨きました。

丸山さん:
「どういった想いを持って作品を作っていくのか知りたくて海外に行き、その中で成長し、作品に対する向き合い方が変わりました」






















