おおいた和牛の品質の向上と生産拡大につなげようと、肉を食べ比べる調査会が9日、竹田市で開かれました。
県農林水産研究指導センターが開催した調査会には生産者などおよそ50人が参加しました。会場では、遺伝子分析で肉質を予測する「ゲノム育種価」で育てた種雄牛「勝美2」、「繁百合」、「葵白清」から生産された牛のロース部分が提供されました。参加者は脂の溶け方や食感を確かめながら肉を食べ比べました。
(参加者2人)「正直違いは難しかったが3種類ともおいしかった」「脂の甘みと肉の風味のバランスがいいのが好みだと感じた」
センターでは参加者から寄せられた意見を参考にして、おおいた和牛の品質の向上や生産拡大につなげることにしています。