大分県佐伯市で、縁起のいい七福神にあやかる食材で幸運を呼び込む「食の七福神めぐり」が開催。おすすめ店舗を紹介します。

佐伯市内27店舗で参加している「食の七福神めぐり」。このうち「つるみテラス」では新鮮な魚やエビを使った豪華な海鮮天丼(1500円)を考案しました。具材には曲がった腰とひげが「長寿」を象徴するエビや「ヒラメき」から「学芸上達」の例えとされるヒラメが使われています。どんぶりからあふれそうなくらいのボリュームで、中心にはハモが置かれ、かき揚げや野菜の天ぷらも飛び出てくるように器用に盛り付けられています。


(つるみテラス・廣津留由紀子さん)「漁師町のかあちゃんの料理ですので、たっぷりたれをつけてガブって食べてもらいたい。満腹感はしっかり味わってもらえると思います。楽しみに遊びにいらしてください」

一方、山の幸をたっぷり味わえるメニューも。佐伯市本匠の「愛の里工房」では特産のシイタケをメインにした定食を提供しています。ご飯の上にふんわりと卵を載せ、最後にしいたけを飾った「椎茸丼ごまだし定食」(700円)です。シイタケは亀の甲羅に見立て長寿の願いが込められています。また佐伯のご当地グルメ、ごまだしうどんもついています。ごまだしは、珍しい味噌ベースのものを使います。


(愛の里工房・高橋文子代表)「シイタケは昔からナバということで椎茸丼という名前を付けました。味噌、えそ、ごまをふんだんに使ったごまだしです。他にない味かなと思います」

豊かな食材を活用した佐伯市の七福神めぐりは来年1月31日まで開催され、スタンプラリーに応募すると抽選で、特産のブリやイセエビなどが当たります。