1、2年生21人が所属する大分高校男子ハンドボール部。創部11年目ながら選抜大会とインターハイで準優勝するなど全国で実績を残す強豪校です。3年生が抜けて新チームで挑んだ11月の県新人大会でも頂点に立ちました。
(幡東佑成キャプテン)「試合に出ていないメンバーが特に盛り上げてくれて練習中の雰囲気もとても良くて、個人で悪い所があったら言い合えるような良い雰囲気です」
チームのスタイルは堅いディフェンスと素早い攻撃の堅守速攻。中心となるのは去年全国大会を経験している3人の2年生です。センターポジションの阿南仁選手は司令塔として広い視野を持ち、瞬発力のある動きで攻守の要となります。
(阿南仁選手)「まわりを活かしたプレーで得点を多くとってチームに貢献していきたいです」

右45度ライトポジションの黒川幸歩選手。180センチの身長と相手を置き去りにするスピードで得点を重ねます。
(黒川幸歩選手)「スピードに乗った勢いで点を取り、チームを波に乗らせるような役割を果たしていきたいと思います」

左45度レフトポジションの幡東佑成キャプテン。テクニックとシュート力に優れたエースです。
(幡東佑成キャプテン・インタ)「キャプテンなので、まわりを励ましながら試合にいい状態に持って行けるように調整しながら勝ちを目指して頑張っていきます」
チームを率いるのは指導歴45年、前任の大分国際情報高校で全国制覇も成し遂げている冨松秋實監督です。
(冨松秋實監督)「選手は個人個人もっている特徴もありますので長所を活かして去年選抜大会で3回戦で負けたのですが、それ以上行けるようなチームになるように育てていきたいと思います」

チームのモットーは「当たって砕けろ!」。失敗を恐れず常にチャレンジする精神で県、そして九州大会を勝ち抜き、来年春に行われる全国選抜大会の頂点に挑みます。
