大分県内では新たに213人の新型コロナ感染が確認され、10日連続で前の週を上回り感染拡大が懸念されます。死者とクラスターの発表はありませんでした。

感染が確認された213人を年代別にみると、0歳が2人、1~4歳が11人、5~9歳が25人、10代が32人、20代が22人、30代が26人、40代が23人、50代が20人、60~64歳が13人、65~69歳が9人、70代が17人、80代が8人、90歳以上が5人となっています。

10歳未満が38人と最も多く、10代が32人と続き、若い世代で感染が広がっています。

保健所への届け出対象となったのは47人で、このうち高齢者3人は肺炎症状がみられる中等症です。

新規感染者数は前の週の同じ曜日より42人増加。10日連続で前の週を上回るのは7月上旬以来およそ3か月ぶりです。

コロナ患者用の病床552床に対し、入院者数は100人で、病床使用率は18.1%となっています。

インフルエンザとの同時流行に備えて、県は抗原検査キットの備蓄やワクチン接種を呼びかけています。