各地で桜が満開を迎えていますが、大分県別府市では樹齢170年のしだれ桜が咲き誇り、訪れる人を楽しませています。

別府市城島の安楽寺の境内にある大きなしだれ桜の樹齢はおよそ170年とされ、県の特別保護樹木に指定されている桜が今、満開を迎えています。

一本の木から幹が大きく分かれ、寺の前の道路付近まで垂れ下がる姿は圧巻です。

3日ほど前に満開を迎えたという桜は、このところの冷え込みで見ごろが長く続いています。今の時期は菜の花も咲き誇っていて、淡いピンクと黄色のコントラストが訪れる人に春を感じさせます。

(訪れた人)「きれいです。いつ見てもこれを維持していること自体がすごく素晴らしいです」「初めてこちらを見に来たが、とても素敵で来年も来られたらいいなと思っています」

170年にわたり地区の人々を癒してきた安楽寺のしだれ桜は、2日以降の天候にもよりますが、今週末までは見ごろが続きそうです。