産業界が求める高度人材の育成に向けて大分県立工科短大から大分大学への編入が可能となる特区計画が認定されました。
3月28日付けで国の認定を受けたのは中津市の県立工科短期大学校から大分大学理工学部への編入が可能となる構造改革特区計画です。
工科短大で2年間の課程を修了し編入試験に合格した場合、大学の2年次への編入が認められるもので、大分県は毎年2人程度の編入を目標としています。
実践技術力を身につけた修了生がさらに大学で技術開発・研究などに取り組むことで産業界が求める高度人材の育成を図るのが狙いです。
特区認定を受けて大分大学では新年度に編入試験が実施され来年4月から編入が開始されます。
職業訓練のために設置された短期大学校から大学への編入が可能となるのは全国で5例目です。