大分地方裁判所で27日、中学生が模擬裁判を体験し、司法制度について学びました。

この模擬裁判は、裁判所の役割や法律について理解を深めてもらおうと、県弁護士会が毎年開催しています。

27日は、県内の中学生16人が参加し、弁護士らによる殺人事件の審理を再現した法廷を見学しました。緊張感漂う裁判の雰囲気を体験したあと、生徒たちは検察側と弁護側の主張や被告人の供述を聞き、有罪か無罪かを考えました。

(参加した中学生)「今まで裁判を聞く機会がなくていい経験になると思って参加しました」「初めて見てみてとても迫力があって雰囲気が分かりました」

模擬裁判を通して、生徒は日本の司法制度の仕組みや裁判の手順を学びました。