7月の世界選手権に出場する大分県津久見市出身の渡辺一平ら競泳の日本代表チームが報道陣に練習を公開し、大会への意気込みを語りました。
24日から東京で世界選手権に向けての合宿をスタートさせた、競泳の日本代表34人。25日は練習の様子が報道陣に公開されました。
和やかな雰囲気で調整する選手たちの中で、ベテランの域に入った津久見市出身の渡辺一平(28)もリラックスした様子を見せていました。
(渡辺一平)「この年齢になってきましたけど、練習に対しても守りに入ることなく、常に自分の今まで以上の努力をして、世界選手権では自己ベストを更新してメダル獲得を目標に頑張っていけたらと思います」
一方、代表選考会を兼ねた日本選手権の50メートルバタフライで日本新記録をマークし優勝した別府市出身の田中大寛(23)。前回はリレーメンバーとして出場した世界選手権に今回は個人種目で挑みます。
(田中大寛)「2大会連続の世界水泳出場いうことで、一層結果を出したいという思いが強くなったと思います。同郷の先輩である一平さんとまた日本代表に入れてよかったねじゃないけど、話せて良かったなと思います」
世界水泳選手権は7月にシンガポールで開幕。県出身選手2人を含めた代表メンバーは27日まで強化合宿を行い、調整を重ねます。