競泳の日本選手権で大分県津久見市出身の渡辺一平が200メートル平泳ぎで2位に入り、7月に行われる世界選手権への出場を決めました。
東京で行われた競泳の日本選手権。22日の男子200メートル平泳ぎ決勝には津久見市出身でパリオリンピック6位入賞の渡辺一平(28)が登場しました。
第4レーンの渡辺は序盤から先頭争いを繰り広げる積極的な泳ぎをみせ、日本記録に迫るハイペースでレースは終盤へ。
渡辺はラスト50メートルでトップを猛追しますが、わずかに及ばず2位でフィニッシュ。優勝は逃しましたが派遣標準記録を突破し、上位2人に与えられる世界選手権の代表権を獲得しました。
(渡辺一平)「ほっとしました。選手生命をかけるという気持ちで臨みました。勝負に徹することなく、自分自身のレースができた。代表権を獲得できたことを非常にうれしく思うし、世界の強者たちにチャレンジしていけたらいいと思う」
世界選手権は今年7月にシンガポールで開幕。去年のパリオリンピックに続いて世界の舞台に挑む渡辺は悲願の金メダル獲得を目指します。