若い世代に献血を身近に感じてもらおうと、大分市の高校で修了式に合わせて生徒が献血を体験しました。

県と県赤十字血液センターは減少傾向にある10代の献血を呼びかけようと高校をまわり、体験会を実施しています。

大分上野丘高校では24日修了式に合わせて献血バスが設置されました。献血は16歳から可能ですが、県内では30年前に1万2000人いた10代の献血者数が年々減少し、昨年度は1028人にとどまっています。

(生徒)「今回初めてです。注射とほぼ同じ感覚で受けられたので良かったです」「こんな短時間で人の役に立てられるならこれからもやっていきたい」「病気の人とかが健康になるために使って元気に過ごせるようになってくれたらうれしいです」

高校献血は今年度、県内12校で実施され、300人あまりが協力しています。