大分県産ブランドサツマイモの「甘太くん」の産地拡大に向けて、県農協は臼杵市の旧野津高校に広域選果場を整備することになりました。

21日は県農協の平間悟理事長が臼杵市役所を訪れ、西岡隆市長や内藤康弘市議会議長と協定書に署名しました。

協定書では、県農協がおよそ16億円をかけて旧野津高校のグラウンドおよそ7000平方メートルに「甘太くん」の広域選果場を整備します。新たな選果場では国東市など産地化が進む7市町から受け入れ、年間処理量は4000トンに上る見込みです。

(県農協・平間悟理事長)「少しでも多くの生産者に利用していただくそこで成果を出せるように施設を作り運営していきたい」

県農協は来年度から選果場の建設工事に着手し、来年秋の稼働開始を目指します。