東京で行われている競泳の日本選手権。別府市出身の田中大寛が日本新記録で優勝し、世界選手権の代表切符をつかみました。
20日行われた競泳の日本選手権男子50メートルバタフライ。第4レーンを泳ぐ別府翔青高校出身で、社会人1年目の田中大寛(23)が、スタート直後から先頭に立ちます。
中盤以降もスピードに乗った田中は、従来の記録を0秒07上回る23秒06の日本新記録で優勝。今年7月にシンガポールで行われる世界選手権代表の座を手にしました。
(田中大寛)「大会前は正直ここまでタイムが出ると思ってなかったんですけど、代表入り内定を目標にこの種目でやってきたので良かったです」
高校時代は国体やインターハイで優勝するなど、将来を嘱望された若手スイマー。今後は世界を舞台にした活躍が期待されます。