春のセンバツ高校野球の開会式で、大分県立芸術緑丘高校2年の鈴木心毬さんが国歌を独唱することが決まりました。
県立芸術緑丘高校2年の鈴木心毬さんは、去年12月に行われた全日本学生音楽コンクールの声楽部門で1位を獲得し、甲子園で行われるセンバツ高校野球の開会式で国歌独唱の大役に選ばれました。

(芸術緑丘高校2年・鈴木心毬さん)「目標でもあったので歌わせていただける機会をいただけたことがすごくうれしい」
鈴木さんは高校に入ってから声楽を本格的に学び、日々練習を重ねています。
(林満理子准教授)「すごく努力家だと思います。透明感があふれる声の響きと、日本語の歌を特に歌ったときに言葉がまっすぐ伝わってくるのが彼女の魅力です」
伴奏のない『君が代』は自分らしく伸び伸びと歌うことが大切だといいます。
(鈴木心毬さん)「君が代はすごく難しいのでいろんなポイントを押さえながら丁寧に練習しています。緊張が一番大きいが、それと同じくらいワクワクと楽しみという気持ちがあります」
センバツの開会式は3月18日に行われ、鈴木さんの歌声が甲子園球場に響きわたります。