春の全国火災予防運動にあわせて大分市の大規模病院で5年ぶりに4日、総合防災訓練が行われました。
大分市医師会立アルメイダ病院で4日行われた防災訓練には職員や消防署員ら90人が参加しました。訓練は5年ぶりで3月1日から始まった春の全国火災予防運動にあわせて防火管理体制を確認しようと実施されました。

7階の休憩室から火が出た想定で、初期消火や避難階段で患者を誘導する手順を確認しました。また、はしご車で初期対応班の2人を屋上から救助しました。
(大分市医師会立アルメイダ病院・白鳥敏夫院長)「実際に患者さんを安全に避難させるということは相当ハードルが高い。常日頃からこういうことが起こりうるのだということを職員全員で認識して、検討を重ねていきたい」
病院では各班の役割をより明確にして、万一の災害時に迅速に対応できるようにしたいとしています。