年金の還付金名目で大分県佐伯市の60代女性が3日にかけ、およそ380万円をだまし取られました。
警察によりますと、佐伯市に住む女性(60代)の自宅固定電話に2月28日、年金サポートセンターの職員を名乗る男から「年金の還付金がある」と連絡がありました。
話を信じた女性は市内の金融機関で男から「管理番号が教えるので6桁の番号を入力してください」などと指示された通りATMを操作し、3日まで30万円から100万円を6回にわたって振り込み合わせて380万円をだまし取られました。
高額な取り引きを不審に思った金融機関が4日、女性に確認したところ、詐欺の被害が判明し、警察に通報したということです。
警察は「還付金などをATMで手続きすると言われたら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。