日出生台演習場で過去最大規模となる沖縄駐留アメリカ海兵隊の実弾射撃訓練が27日から始まりました。

(高橋宏明記者)「米軍の実弾射撃訓練が始まった日出生台演習場です。普段はのどかな地域に、砲撃音が響いています」

アメリカ海兵隊の実弾射撃訓練は、沖縄の負担軽減を目的に1999年から実施され、今回で16回目となります。

訓練には、155ミリりゅう弾砲10門が使用され、県によりますと、当初の計画より減っているものの、訓練開始時点では支援部隊を含め、過去最多となる390人が参加しています。初日は午前7時44分に1発目の砲撃音が確認されました。

(ローカルネット大分・日出生台 浦田龍次事務局長)「訓練の縮小・廃止を求めているんですけど、事態はむしろ拡大・強化の方向に向かっていますので、本当に悔しい思い。危険が及ぶような訓練になっていないかということをしっかり見ていきたい」

住民グループによりますと、午後5時までに32発の砲撃があったということです。この訓練は3月9日まで実施されます。