大分市の高等支援学校で生徒が卒業を前に、学んだ技術を披露し、保護者に感謝の気持ちを伝えました。

謝恩イベントを開催したのは県立さくらの杜高等支援学校の3年生31人で保護者らを18日学校に招き、授業で学んだ専門技術を披露しました。

このうち、調理コースの生徒は、グリルチキンやさばのレモングリルなど7品が並ぶランチプレートやデザートの盛り合わせを作りました。

料理をテーブルに届けるのは接客を学んだ生徒です。本格的な味を楽しんだ保護者は子どもたちの成長に笑顔を見せていました。

(保護者)「お店に出してもおかしくないくらいおいしくいただいています」

(生徒)「接客を通じて心からお世話になっている思いをちゃんと伝えられたらいいなと思います」「保護者が悩みを聞いてくれたおかげで、ここまで成長できました」

このほか、清掃業務を学んだ生徒による洗車サービスも行われました。さくらの杜高等支援学校では、ほとんどの卒業生がこの春から県内の一般企業などに就職します。