地域に伝わる民話を次の世代に語り継いでいこうと、子育て中の母親による読み聞かせ会が13日、大分市で開かれました。
このイベントは子育て中の母親でつくる「九州のママ集まれ!」のリレー企画として開催されました。
会場にはおよそ20組の親子が訪れ、とんち話で知られる臼杵市野津町の吉四六さんと宮崎県延岡市に伝わる民話を子育て中のスタッフが読み聞かせました。延岡ではナマズは縁起のいい生き物とされていて、民話「島になったナマズ」では洪水から村人を助けようとするやさしいナマズの姿が描かれています。

母親「すてきな話がたくさんあると改めて思ったので育児の中で取り入れていきたい」「昔の人から学ぶことがすごく多いと思うので、今の本ばかりでなく、そういうものも聞かせたいと思いました」
九州リレー企画には大分、宮崎、佐賀が参加していて、各県の会場で他県の民話が紹介されることになっています。