新年度に実施される公立学校の教員採用試験について、新たに大学3年生を受験対象に追加するなどの変更点を大分県教委が発表しました。
県教育委員会は2025年度に実施する教員採用試験の変更点を発表しました。それによりますと、受験者数が減少する中で新たに大学3年生が一次試験を受験できるようにし、早期の人材確保を目指します。

また、内定辞退者が増加していることから補欠合格制度を導入します。補欠合格者は順位をつけて名簿に載せ、辞退者が出た場合は順位順に新たな合格者とします。さらに一次試験を福岡と東京でも実施し、受験者の拡大を図ります。
県教育委員会は「教員の確保は喫緊の課題となっていて出願の増加に努めたい」としています。