大分県佐伯市に伝わる民話を題材にしたアニメーション作品が完成し、市内の小学校で上映会が行われました。
アニメ「佐伯の船霊さま」は、豊かで美しい海を次の世代へ引き継ぐことを目的とした日本財団の「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として制作されました。
12日は佐伯市の蒲江翔南学園で、小学1年生から6年生までのおよそ140人が参加して上映会が行われました。作品は佐伯市蒲江に伝わる民話を題材としていて、船の守護神である「船霊」が物語のテーマとなっています。

アニメを見た児童は古くから海と共に生活していた先人に思いを馳せている様子でした。
(児童)「佐伯にこんな民話があってびっくりしたけど、勉強になって良かったです」「地域のことを調べて、今後の生活につなげようと思います」
このアニメ作品は、海ノ民話のまちプロジェクトの公式ホームぺージで公開されています。