命と健康を大切にする精神を養ってもらおうと、高校生を対象に応急手当の知識と技術を競う大会が大分市で開かれています。
この大会は日本赤十字社県支部が開催し、今年は県内の8校から48人が出場しました。生徒は3人1組のチームに分かれて3つの種目に挑戦し、災害時などいざという時に必要な応急・救命手当の知識と技術を競いました。

このうち、救命処置の正確さと早さを競う種目ではチーム内で役割を分担し、実際にAEDを使って人形に心肺蘇生を行い救急隊に引き継ぎました
(生徒)「緊張したが、本番しっかりと大きな声で協力してできたのでよかった」「学んだことを今後実践できることがあれば、しっかり発揮して頑張っていきたい」
日本赤十字社ではこうした活動を通じて、高校生も緊急時に対応できるように命を救う技術を身につけてほしいと話しています。