2月27日から大分県の日出生台演習場で始まるアメリカ海兵隊の実弾射撃訓練を前に、6日夜、玖珠町で地元住民に対する説明会が開かれました。
この説明会は玖珠町が九州防衛局などに要請して町内2か所で開かれ、地元住民らあわせておよそ20人が参加しました。

沖縄駐留アメリカ海兵隊の実弾射撃訓練は2月27日から3月9日まで日出生台演習場で実施されます。支援部隊を含めて過去最多となるおよそ430人が参加し、155ミリりゅう弾砲10門が使用されます。
住民からは「なぜこれだけの人数が必要なのか」といった規模拡大に懸念する声があがりました。
(住民)「私たちの望みとか何もない。ただ普通に平穏にどこでもあるところと同じように生活したいだけ」
2024年度はすでに日米と日英の共同訓練も実施されていて、説明会では訓練の頻度の高まりを批判する意見も出ました。