20年ぶりにつかんだ甲子園への切符。大分県宇佐市の柳ヶ浦高校が3度目となる春のセンバツ出場を決めました。
日本高野連は24日、3月18日に開幕する選抜高校野球の選考委員会を開き、21世紀枠の2校を含む32校を決定しました。
九州地区代表として柳ヶ浦高校が3番目に発表され、午後4時半ごろ、グラウンドで練習している選手に吉報が届きました。
(柳ヶ浦高校・小幡克己校長)「正式に甲子園出場が決まりました、おめでとう」


柳ヶ浦は重要な参考資料となる去年秋の九州大会でベスト4に進出。1年生左腕・宮城ら投手陣の粘りの投球と堅実で安定した守備が評価されました。
柳ヶ浦の甲子園出場は、横浜や巨人で活躍し大リーグでも勝利を挙げた山口俊投手を擁した2005年の春以来。県勢では7年連続のセンバツ出場となります。
(柳ヶ浦田原光太郎主将)「甲子園でプレーできることで特別な気持ちはあるんですけど、今までとプレーは変わることなく粘り強く泥臭いプレーで、見ている人を感動させられるような、そういう試合をしていきたいと思う」
センバツは3月7日に組み合わせ抽選が行われ、18日から13日間の日程で開催。柳ヶ浦は20年ぶりの甲子園の舞台で勝利を目指します。