宇佐神宮の創建1300年を記念して八幡信仰に関する文化財を集めた企画展が、24日から、大分県宇佐市ではじまりました。
全国におよそ4万社ある八幡社の総本宮で、八幡大神の本殿御鎮座から今年で1300年を迎える宇佐神宮。これを記念した今回の企画展では宇佐から全国に広がった八幡信仰に関する神像や刀剣、絵画など、3点の国宝を含む80点が展示されています。
このうち、奈良県の平城宮跡から出土したおよそ1300年前の木簡は、かつてこの地から都に収められた税の荷札とされていて、宇佐神宮と朝廷とのつながりを知ることができます。

(県立博物館学芸調査員・平川毅さん)「国宝や重要文化財も展示していますので、この機会にご覧いただきたい」
企画展「八幡信仰の至宝」は宇佐市の県立歴史博物館で3月2日まで行われています。