大分県立芸文短大の学生が著作権などについて学ぶ高校の「情報I」の動画教材を制作し、22日完成発表会が行われました。

県立芸術文化短期大学では、美術科専攻科と情報コミュニケーション学科の学生が高校の「情報I」の動画教材を制作しました。

昨年度に続く2年目の取り組みで、22日は今年度制作された3本の動画が公開されました。このうち、著作権に関する動画はアニメ仕立てとなっていて、イヌのキャラクター「ちょさく犬」が難しい用語を分かりやすく解説しています。

また、情報デザインに関する動画では、「赤ずきん」や「人魚姫」といったおとぎ話の中で起こるトラブルや課題をデザインの力で解決できることが紹介されています。

(学生)「テンポの良い動画作りとか効果音を多く入れてみたり、学生が心惹かれるような動画の構成づくりに工夫しました」「新しく習う人にもわかりやすくするためにクイズ形式にしたり、項目を分けたりするというので、簡単にみれるようになったと思う」

2022年度から高校で必修となっている「情報I」では専門教員の不足や教材の整備などが課題となっています。芸文短大では制作した動画を22日からYouTubeで公開し、教育現場での活用を呼びかけています。