大分県内では3400人が志願している大学入学共通テストが17日から始まります。本番を目前に控え、大分市の予備校では受験生を激励する必勝祈願が行われました。

直前に迫った大学入学共通テスト。教室は張りつめた空気に包まれています。大分市にある北九州予備校大分校では、神社から神職を招いて必勝祈願が行われました。

およそ200人の受験生が本番で全力を出し切り、志望校合格を勝ち取る決意を新たにしました。

受験生「最後は神様の力に頼って自分なりにベストを尽くせたらいい」「最高の点数を出せるように本気で死ぬ気で取り組んでいきたい」「あと2日しかないんですけど時間を無駄にせず使いたい」「絶対勝てるぞという気持ちを持って前向きにがんばっていきたい」

今回の共通テストは、プログラミングなどを扱う「情報」が新たに出題教科に加わることが大きな変更点です。大分大学は全学部で「情報」を受験の必須教科にしています。

北九州予備校大分校 山本英和事務次長:
「インターネット上のルールやマナーを最低限知っておくべきものも出題範囲に多く含まれている。入試科目にすることによって真剣に取り組んでもらいたいという気持ちもあるのではないか」

「今までやったことをとにかく繰り返して確実性をあげる方が高得点につながる。入試前日は縁起の良いものや、お子さんが好きなものを作って、気持ちをあげることが大事だと思います」