去年、大分県日田市で通学路の規制標識が倒れて児童がけがをした事故を受けて、県警が点検した結果、補修の必要な標識が4本確認されました。
この事故は去年5月、日田市の市道の規制標識が倒れて下校中の小学1年生の児童がけがをしたものです。
県警が県内全ての小学校の通学路にある規制標識1万5875本の緊急点検をした結果、腐食などにより補修が必要な標識が4本確認されました。いずれもすでに撤去され、新しい標識が設置されています。

(県警 後藤和樹交通部長)「標識倒壊に伴う負傷事案は絶対にあってはならない事案と考えています。これまで以上に標識点検の精度を向上させるとともに強固な交通安全施設の整備に務めてまいりたい」
県警は設置から10年経過した標識の点検を行うほか、標識の境界部に腐食を防ぐ亜鉛メッキテープを貼り、耐久性の向上を図るとしています。