静岡県で通園バスに園児が置き去りにされた事件を受けて、大分市の幼稚園で子どもたちがクラクションを鳴らして助けを求める訓練が行われました。
この訓練は、大分市の「のだ山幼稚園」が初めて実施しました。幼稚園では保護者が入力した園児の登園状況などを職員が毎日、チェックしていますが、事件を受けて今回は、子どもたちが自分でクラクションを鳴らす訓練に取り組みました。
年中の園児75人が参加し、クラクションを手で押してみて力が足りないことを確認すると、次は水筒などを使って音を出し、外に助けを求めました。
(園児)「水筒で鳴らしたら簡単に押せた」
県は各市町村を通じて県内全ての保育園や幼稚園に対しチェック体制の徹底などを通達しています。