大分県宇佐市に住む50代の男性が、架空料金詐欺の被害にあい、50万円をだまし取られたことがわかりました。
16日夕方、宇佐市に住む会社員の男性(50代)の携帯に「+」で始まる番号から電話がかかりました。そして、大手通信事業者を名乗る男から「去年の11月からサイトの未納料金が発生していて裁判を準備している。30万円を納金すれば裁判は中止する。保険を利用すれば返金が受けられる」などと要求されました。
話を信じた男性は指定された口座に30万円を振り込みました。
その2時間半後、今度は日本個人データ保護協会を名乗る男から電話があり、「さらに2社の未納料金が判明した。きょう中に追加で納金しなければならない」と要求され、男性は指定された口座に20万円を振り込みました。
男性が同居している妹から詐欺を指摘されたため、警察に相談して被害が判明しました。
警察は「+」や「050」で始まる番号から電話があったり、お金の話が出たりしたときは詐欺を疑い、お金を振り込む前に家族や知人、警察に相談するよう呼びかけています。