年末年始の労働災害を防ごうと、大分労働局が大分県臼杵市の造船所で安全パトロールを実施しました。

この取り組みは、12月から始まった「年末年始無災害運動」に合わせて大分労働局が実施したものです。

3日は大分労働局長ら7人が臼杵市にある臼杵造船所を訪れました。市内では今年10月、下ノ江造船で起きた爆発事故により2人が死傷していて、一行は立ち入り禁止などの措置が周知されているかを点検しました。

(大分労働局・佐藤広道局長)「労災死傷件数が年々増えておりますので、再度注意喚起を行ってもらい、笑顔で新年が迎えられるようお願いしたい」

県内では過去20年間、12月から1月に全体の2割以上となる計63人が労災事故で死亡しています。