台風14号の影響で、大分県内では停電と断水が続いています。停電は7市で約1400戸、断水は3市で265戸となっています。
九州電力によりますと、午後0時時点で停電しているのは臼杵市で70戸、杵築市で1000戸、国東市で80戸、竹田市で90戸、由布市で20戸、佐伯市で70戸、豊後大野市で80戸の合計約1400戸となっています。
また、大分県によりますと県内では午前9時時点で265戸断水が続いて、佐伯市で26戸、杵築市で13戸、由布市で226戸ということです。
大分県災害対策連絡室の被害まとめでは20日午後3時時点で、けが人は9人、建物被害は41件(住家27件、非住家14件)、道路規制は県道が178か所、市道が103か所となっています。
また、河川被害は由布市湯布院町川北の宮川で1件、がけ崩れ4件、港湾施設被害8件、田んぼの法面崩壊1件、佐伯市と宇佐市の小学校で屋根が破損したり、窓が割れるなどの被害も確認されています。
各市町村で調査が続いていて、被害はさらに増える見通しです。