子どもたちの変化に手応え
小学4年の小森悠輝さんは、この学校に通うため今年4月、京都から移住してきました。新しい学校生活が様々な刺激を与えてくれたといいます。

小森悠輝さん:
「前の学校で、ちょっとだけうれしくないことがあった。2学期から来たから、みんなと仲が深まるか心配だったけど、すぐ仲良くなれた」
「新しく入って来た子と遊んだりして人見知りしなくなったし、自分から友だちをつくりたいと思えるようになった」
母親の沙織さんも、子どもの意欲の変化を感じています。
母 沙織さん:
「以前だったら病院に行くとなったら『学校をお休みにしよう』と言っていましたが、この学校に来てからは『途中からでも行きたい』という感じになりました」

学びの多様化学校 小原猛校長:
「子どもたちから声が出るようになり、年度当初と比べると成長したなと感じています。今年度の終業式や卒業式を最高の笑顔で迎えてもらいたいというのが目標です」
開校から8か月。子どもたちの新たな選択肢「学びの多様化学校」は、安心して過ごせる居場所として日々進化しています。