今回の台風では大分県佐伯市をはじめ、県内各地に暴風や大雨による被害が広がっていて影響が続いています。

台風14号の影響で由布市湯平地区では断水が続いています。

(住民)「(断水は)15年いますけど1度もなかったです。ちょっと不安でどうしようか思った」

これを受け市は20日新たに給水タンクを設置。多くの住人が朝から生活用水を受け取りに来ました。

(住民)「(水が)きのうまではなんとかあった。お風呂に入られないのが困っている」

県内では午後3時時点で、杵築市や佐伯市など3つの市であわせて311世帯が断水しています。

(八尋記者)「大雨の影響でこちらに置いてあったショベルカーが地面と一緒に川の中に落ちています」

また、湯平温泉につながる県道では2年前の7月豪雨の復旧作業をしていた建設機械が地盤ごと川の中に落下していました。

一方、大分市では倒木などの被害があった公園あわせて84か所で復旧作業が進められています。

(公園緑地課・安東正樹さん)「完全に折れていない木とかもあるので、見つけた時は公園緑地課の方に連絡してほしい」

県によりますと20日午後3時現在、県内281か所の道路で今回の台風による通行止めが続いています。