大分県臼杵市の商店街で24日発生した火事で、住宅や店舗など全焼13棟を含む15棟が焼けたことが新たにわかりました。
この火事は24日午後、臼杵市臼杵の中央通り商店街で家や店舗などが燃え広がりおよそ11時間後に消し止められたもので、消防士2人が軽いけがをしました。

警察と消防が行った実況見分の結果、3000平方メートル以上にわたり、住宅や店舗など合わせて15棟が焼けていたことがわかりました。このうち、13棟が全焼でした。
(中野五郎市長)「長期的にはこの街並みを昔のような良いものにしていくかを話していく」
臼杵市は25日から臨時の避難所と窓口を開設していて、被災者などは手続きの相談や必要な物資の受け取りをすることができます。また、市は対策チームを立ち上げ、がれきの撤去作業を始める予定です。