中学生の12人に1人が不登校となっている大分市は来年度、対策に特化した部署を新設し、支援体制を強化する方針です。

大分市の小中学校における不登校の児童・生徒数は昨年度、1665人で過去最多となり、ここ5年間で倍増しています。

小学生の43人に1人、中学生の12人に1人が不登校となる中、大分市は来年度から教育委員会内に不登校対策やいじめ防止に関する専門部署として、「児童生徒支援課」を設置する方針を明らかにしました。

足立信也市長「今や教育委員会の中で一番大きな問題は不登校が1665人。それに特化、集中的に取り組める体制を作る」

複雑化・多様化する教育ニーズに対応するのが狙いで、12月議会で報告し、体制の整備を進める方針です。