6年ぶりに来県した天皇皇后両陛下が出席され、大分市と別府市で10日、「第43回全国豊かな海づくり大会」が開催されました。

全国豊かな海づくり大会は1981年に大分で第1回大会が始まって以降、全国各地で開催されていて、今回で43回目を迎えます。大分市のiichikoグランシアタで行われた開会の式典には6年ぶりに来県した天皇皇后両陛下が出席されました。

式典で天皇陛下は、漁場環境の整備や水産物の消費拡大をはじめとした県内の水産業関連の取り組みに触れ、「全国各地において取り組まれてきた豊かな海づくりの活動に、皆さんの英知と努力を再び結集し、更に発展させていくことを期待します」と述べられました。

放流会場となった別府港では約40隻の漁船がパレードをして両陛下を歓迎しました。両陛下はこのあとマダイと県産ブランドのマコガレイの稚魚を放流されました。