児童虐待の防止を呼びかけようと「オレンジリボンたすきリレー」が始まり、参加者が大分県別府市を出発しました。

オレンジリボンたすきリレーは国が行う児童虐待防止推進キャンペーンに合わせて毎年実施しています。

8日は児童養護施設の職員やスーパーボランティアの尾畠春夫さんなど130人が参加し、8日午前、別府市役所を出発しました。

尾畠春夫さん

参加者は午後にかけて、大分市役所と県庁を目指して14キロの道のりを歩きそれぞれの場所で児童虐待の防止への思いをたすきでつなぎます。

(県児童養護施設協議会・衛藤祐治会長)「こういう運動をすることで、広く一般の人たちに虐待をなくす明るい社会になってほしいことをPRする。子どもたちが幸せになってほしいというのが1番」

県によりますと、2023年度の県内の児童虐待相談対応件数は1852件で、過去最多となっています。