大分県内のインフルエンザの患者数は、前の週より減少したものの、依然として流行期に入っているとみられ、県が感染予防を呼びかけています。
県によりますと、11月3日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり1.66人でした。前の週より減少したものの、流行期入りの目安となる1人を超えていることから、県は感染予防を呼びかけています。
保健所別では東部が5.33人と最も多く、北部が1.3人、大分市が0.88人などと続いている一方で、感染者が報告されていない地域もあります。

一方、乳幼児に多いウイルス性の感染症「手足口病」の流行が続いています。1医療機関あたりの患者数は前の週より増加し、10.72人でした。手足口病は夏風邪とされますが、県内では5月に警報基準を超えて以来、およそ半年にわたって流行が続いています。