カスタマーハラスメント対策の一環で、大分県は職員が勤務中に使用する名札について、名字のみの記載を認めることになりました。

県によりますと、職員は勤務時間中、氏名や所属が記載された名札の着用が義務付けられています。

しかし、SNSの普及に伴い、ネットに名前が公開される懸念があるとして、県は職員の個人情報や職場環境を守る観点から、名札に氏名ではなく名字だけを記載できるよう規定を見直しました。所属長の判断で変更可能とし、ひらなが表記も認めるということです。

一方、電話の相手が職員に暴言を繰り返すといったハラスメント行為がこれまでに確認されていて、県は今後マニュアルを作成し、対策を強化する方針です。