大分市の臨海工業地帯を船から観賞する事業「夜景クルーズ」をめぐり、受託企業のミスにより、126人分のメールアドレスが流出したと発表しました。

大分市によりますと11月2日、工場夜景クルーズの実証事業を受託している企業が、参加の申し込みをした代表者全員に最終行程表をメールで送信しました。

その際、メールアドレスをBCCに入れなかったため、126人分の氏名とメールアドレスを受信者全員が確認できる状態になっていたということです。

受信者からの問い合わせで発覚し、受信者以外への漏えいは、これまでに確認されていません。

原因について市は、メールを送る際の確認体制が不十分としていて、受託企業に対し個人情報の取り扱いについて指導するとともに「同様の事例が起きないよう再発防止に努める」としています。