大分県日田市の工業系高校で学ぶ生徒が5日、今年6月の大雨で被害を受けた橋の復旧工事現場を見学し、建築・土木分野への学びを深めました。

大雨で橋脚が倒れかかった三郎丸橋の復旧工事の現場を訪れたのは、日田林工高校建築土木科の1年生34人です。生徒は、県日田土木事務所の職員から復旧作業についての説明を受けたあと、遠隔操作で土砂を運ぶ重機を操縦するなど現場での作業を体験しました。

(生徒)「復旧工事を頑張っている人たちがいてかっこいいなと思いました」「きょうの経験を通して、よりこの仕事をしたいと感じました」

学校では現場体験を通して学習への関心を高め、今後の進路選択に役立ててもらいたいと話しています。