大分県由布市では、大分川での漁の安全や豊漁を祈願しようと、豊魚祭が開かれました。
この催しは大分川漁協が実施したもので、これまでコロナ禍の影響で中止が続いていましたが、今回、5年ぶりの開催となりました。
国や県の関係者などおよそ100人が出席して神事が行われたあと、地元の「豊の国ゆふいん源流太鼓」による太鼓の演奏が披露されました。また、記念行事として地元のこども園の園児らがウナギの稚魚を川に放流しました。

(大分川漁協・秦和恵代表理事)「これを契機に川に親しんでもらい、地域がいきいきとなるように願いたいものでございます」
大分川漁協では、高齢化で組合員が減少傾向にあることから、こうした行事を通じて組合の活性化につなげたいとしています。