2023年、大分県別府市を訪れた観光客は680万人で、前の年より増加したものの、コロナ禍前の8割程度に留まっています。

別府市が23日公表した観光動態要覧によりますと、去年、別府市を訪れた観光客は宿泊と日帰りあわせて680万812人でした。前の年より26.4%増加したものの、コロナ禍前の2019年の82%に留まっています。

海地獄

内訳をみると外国人観光客が増えて、前年のおよそ7倍となる28万1564人でした。地域別では韓国が最も多く、香港・台湾・タイなどと続きます。中でも香港は前年の21倍でした。

市は国際定期便の再開や円安などを背景にインバウンドが大幅に回復しているとみています。