大分県別府市の高齢女性が金融機関の職員を名乗る男にキャッシュカードを渡して現金40万円をだまし取られたことが分かりました。
警察によりますと、10月15日、別府市内に住む80代の女性の自宅に金融機関の職員を名乗る男から「健康保険の払い戻しがあります。手続きにはキャッシュカードが必要。受け取りに行くので封筒に入れて準備して下さい」などと電話がありました。
話を信じた女性は男に暗証番号を伝え、男と通話中に自宅を訪れた別の男にキャッシュカード2枚を渡して現金40万円をだまし取られました。
その後、女性が家族と一緒に金融機関に確認した結果、口座から現金が引き出されているのが分かりました。
警察は「金融機関の職員がキャッシュカードを受け取ったり、暗証番号を聞いたりすることはないので注意して欲しい」と呼びかけています。