実りの秋を迎え、大分県杵築市では、小学生が自分たちで苗を植えた田んぼで稲刈りを体験しました。
杵築市の山香小学校では、食べ物の大切さを学んでもらおうと、年間を通してコメ作りを行っています。
9日は、5年生と子ども園の園児およそ60人が学校近くの田んぼで稲刈りに取り組みました。自分たちで苗を植え、高さ1メートルほどに成長した稲を子どもたちはカマで刈り取りました。

また、生産者に教えてもらいながら昔の農具「千歯こき」を使った脱穀作業も体験しました。
(参加した児童)「稲を刈ったり、モミをとったりしてとっても楽しかったです」「昔の人はこんなに大変だったんだなと思いました」「稲を刈るのがとても楽しかったです」
学校では、7年前から収穫したコメをNPOを通じてアフリカのマリ共和国に送っていて、今年も30キロ分を届けます。