7月5日に大分港の発着場で発生した4回目のホーバークラフトの事故を受けて、佐藤知事は、新たな土のうの設置を含めた再発防止策を検討する考えを示しました。
大分港のホーバークラフト発着場で7月5日、2番船「Banri」が操縦訓練中にスロープ側面に接触。船体の前方右舷側が損傷しました。訓練中の事故は4回目です。けが人はいませんでしたが、2番船は修理中で訓練再開のめどは立っていません。
事故について、16日の定例会見で佐藤知事は「秋の就航予定に変更はない」とした上で、大分港の発着場に土のうを設置するなど新たな安全確保策を検討する考えを示しました。

(佐藤知事)「土のう等を西大分のターミナルにも設置した方がいいかというのは、それも含めて再発防止策の中での検討になる」
今回の事故について大分海上保安部は、業務上過失往来危険の疑いがあるとみて関係者から話を聞くなど調べています。